2012年03月02日

お別れ遠足・雨の中の山野草摘み

静岡市立大川小学校のお別れ遠足がキウイカントリーの農園で開かれました。
大川小学校は、JR静岡駅からは北北西に向かって藁科川を上流すること約1時間、30キロぐらい進むと周囲1000m級の山々に囲まれ、鮎釣りでも有名な藁科川が近くを流れる、豊かな自然の中にあります。 
全校児童は17名で、1年生は一人、この3月に卒業する6年生は二人です。なんと明治 7年(1874)に 設立され、130年もの歴史があります。また地域には、鎌倉時代や戦国時代の文化の香りが残る、伝統ある土地柄です。
一番の特徴は、自然豊かな環境であろうかと思いますが、そこから掛川のキウイフルーツカントリーまで農村・自然体験プログラムをやりにしかも、記念すべきお別れ遠足の会場です。

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まずは、農園のマネージャーのお話です。みんなが来てくれて、うれしくて、うれしくて農園のいろいろな話をしました。

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今日は、残念ながら雨の日。でも雨は、とっても大切な天気です。春に向かって植物はいっせいに成長していきます。雨がなかったら植物も人間も生きていけません。

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雨だから、カッパを用意してきました。最初にシイタケ採りです。原木から出ているしいたけを自分で選んで採ります。

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これは、「スイバ」です。葉っぱを噛むと「スイバ」という意味がわかります。わ〜という歓声が上がりました。よく似た植物に「ギシギシ」というのがあり、「ギシギシ」も採取しました。違いはギシギシはヌルヌル、「スイバ」はスッパーイです。

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「カラスノエンドウ」です。よく似たもので「スズメノエンドウ」もあります。これから薄紫色の花が咲き、花が終わると豆ができ、それは笛にもなります。

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畑の通路では、雨の中ヤギも応援しています・・・・が油断すると持っている山野草をパクリと盗られてしまいます。注意!注意!

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フキの葉っぱです。どうしても大きいのに目が行ってしまいます。

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山野草の収穫をしてきたら、もう一度、何を採ってきたのか振り返ります。名前と特徴を確認します。

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ハイでは、洗います。

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洗ったら、順番に並びます。今日はお別れ遠足だから、6年生から天ぷらにして、今日だけは1、2年生が少し待ちます。

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揚げています。大きな葉っぱは、フキ。高級料亭(レストラン)にだって出てこない立派な天ぷらの出来上がり。

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今日はお弁当と天ぷら。新しい自然観と日ごろ周りにある当たり前の自然も再発見。
植物だって、みんな名前があって、個性があって、食べられるものや人間との関係を学んでいきます。大川に暮らすなんて、どんなに幸せな空間に生活しているのか、学ぶことができたのではないのでしょうか。

昼食後、動物たちとのふれあい、森の中に飛び込んでターザン遊び、自然や生命との一体感になり、少し泥だらけになって・・・バスの運転手さんゴメンナサイ。

日本の子供たちの数が減り、生活地は農村や山村から都市や都市近郊へ移り多くの学校は統合や廃校により歴史が閉じられていきます。
そんな中でこの静岡市立大川小学校は生徒も先生もキラキラと輝いています。人間が人間らしく生きる、こんな小学校で学ぶことができる子供たちを羨ましく思います。これからは都市からこの藁科へ、山村留学が見直される予感がします。私たちも応援していきます。



posted by kiwi at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 里山(さとやま) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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