2012年08月12日

指名手配中

指名手配中「ゴマダラカミキリムシ」
 農園では、ゴマダラカミキリムシを指名手配中です。
 賞金が一匹50円、捕獲者に支払われます。(ここの農園内での捕獲に限る)
 夏休みには、訪れる子供たち、はたまた頑張るお父さん達も指名手配のゴマダラカミキリムシ捕りに邁進するのです。なんと10匹も捕まえる子供たちまで登場するのです。
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 ゴマダラカミキリムシは、黒色に白いゴマダラが入っていてカミキリムシ、なかなかデザインもファッションセンスもいい。交尾を終えたメスはミカンの樹木の樹皮をかじって形成層内に産卵し、幼虫は生木の材部を食べて成長する。
 幼虫は成長すると幹内部を降下し、主として根株の内部を食い荒らす。幼虫が侵入した木は幼虫の活動によって幹に穴が開き、木屑や樹液が出るようになる。蛹を経て羽化した成虫は木の幹に円形の穴を開け、木の外へ姿を現す。
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 幼虫が材部を掘り進むと直径1cm-2cmほどのトンネルができ、木の強度が弱くなって折れやすくなる他、ダメージを負った木は成長不良に陥り、枯れてしまう。ミカンの樹木を好んでいるくせに、結果的には生命の継承・維持に重要なみかんの木を枯らせてしまうのである。

 農園にはミカン・柑橘系の樹木が10月の下旬〜早生ミカン、青嶋ミカン、清見オレンジ、甘夏ミカンと10ヶ月間も収穫できるようになっている。しかし、育成にはかなりの年月がかかり、結実に8年、成木には15年もの時間がかかりますが、有機栽培で育成するにはかなりの苦労があります。ゴマダラカミキリ以外はほとんど生態系が出来てきますが、このムシだけはヤッカイです。
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 なんだか人間社会も自然資源や食料資源を必要以上に使い過ぎで資源が枯渇していく、そうすると結果的に人間の生命維持に苦慮する・・・なんて、カミキリムシのことを悪くは言えんかもしれん。

そうそう・・・
 農園の○○さん、子供の頃、薪割する横でいつも待っていたのが、なんとこのカミキリの幼虫で、それが登場するのを待ちわびていたそうです。出てくると歓声を上げ・・・フライパンの中で煎っていく
そうすると、ピン!と伸び表面がカリカリッと仕上がる。・・・これが美味いんだなー・・・忘れられないわ・・・だってさ。
それを近くで聞く子供たちに・・・ジィトーッ!と汗が滲み出ていた。
まるでジャングルか秘境の冒険番組を見ているかのようだ。

 ここもやっぱり秘境であった。



posted by kiwi at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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